• 探していたスタイルがきっとある、
    こだわる男のトラディショナルアイテム。
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ポリシー

ポリシー

コンセプト

1953年に創業し、アイビースタイル一筋に商品展開しております。(そもそも、アイビースタイルとは
店長は3代目となり、幼い頃よりお客様がお店で楽しそうにする姿と、来るたびにカッコ良くなる経緯を目の当たりに育ってきました。
雑誌でも取引先からも勉強もしましたが、それ以上に目の前でアイビーのカッコ良さを実感し、そうとは気づかないまま、アイビーに浸り、染まって育ちました。
このスタイルはすごいんだな。と思います。
店長の小さい頃のように、GINCHOで楽しそうにするお客様を思い浮かべ、今も変わらず楽しめるお店でありたいと思います。

僕は、ほとんど自前の服で毎日を過ごしております。
自分の気分に向き合い、それと噛み合うものを着ることは日々の暮らしの中で、より質の高い一日になると実感します。
僕の服を通して”いつもの今日がおしゃれに変わる”なら、やってて良かったなぁ。と思います。
おしゃれであろうとすることは、楽しいことでもありますが調子の悪い時はしんどいことかもしれません。
そのしんどい時に、「でも、がんばろう」と思えるのも、おしゃれの力かもしれません。
見た目も、生き方もおしゃれでカッコ良いお客様が集まるお店。
見た目も、生き方もおしゃれでカッコ良くなるお店。

それを可能にする、こだわりのアイビースタイルを提案し続けたいな。と思っています。

コンセプト

僕のお店の商品は
・自分の評価値段より高い商品は仕入れない
・自分でも定価で買おうと思えるものを仕入れる
・一度試着の上、仕入れる
・他店で同じものを売っていたとしても、
 独自性をだす。商品の着こなしと、その意味に独自性をもつ
・自分の価値観とお客様の価値観を混ぜ合わせ、想定以上の提案をする

というポリシーの中で選ばれたものだけで固めています。どうぞ安心して選んでください。

メンズショップGINCHO(銀蝶)

創業者(樫村 安雄)
創業者(樫村 安雄)

TRADITIONAL BIBLE(s58.3.1発行)
著書 伊藤紫朗 より
当社インタビュー記事抜粋

トラディショナルこそ、本来は熟年層のもの

トラディショナル、すなわちヤングのファッションとレッテルが貼られたのは、やはり、当時たまたまVANがそのターゲットに向けてアメリカントラディショナルを打ち出したからであって、本来は当然アダルトのためのワードローブであったわけです。“私とVAN”というよりは石津謙介氏との出会いは早いほうでした。まだ、東京に進出する前ですから、大阪中心に全国でVANを扱っている店が6店となかった頃ですよ。

当時、アクセサリーと婦人洋品を主体に扱っていた銀蝶が180度違うメンズウェアを扱いだしました。石津氏に共感したわけです。私は昔からトラディショナルのターゲットは40才、50才でもOK、むしろ、そうあるべき分野と思っていましたよ。今こそ、そうした熟年層へのアピールを計る時ではないでしょうか。

固定客中心にニーズを合わせて3店舗※1

今、高松に固定客中心に3店舗あります。トラディショナルに関心を持ち始めた方のための“GINCHO”、ここではジャスト20才に焦点をあわせているマクベスを主体に扱っています。

そして、ここで洗礼を受けた方への※2“BROS”、さらにグレードを高めたビジネスウェアとしてのブランドCHIPP・・・・・いわゆるトラッドをこよなく愛するアダルトショップ※3“フルハウス”と固定客の中でのターゲットを分けています。

もちろんこちらのほうから押し付けているわけではないのですが、長い年月の間にそうしたセグメントがちゃんとできてきたわけで、今ではむしろお客さまの方で、自然に各店を利用してくださっているといえますね。今は、“フルハウス”の顧客が増えつつあるので、その意味でも序々にグレードを上げて・・・・・と考えている最中です。40才、50才へのアプローチはもちろん、それからです。

トラッドの店であるということを言わないように

店で常に心がけていることと言えば、販売員に「トラディショナルの店であるということをお客様に押しつけないように」と繰り返し強調していることです。私の店では“トラッド”のみを意識して商品を集めているのではありません。

服本来の機能性、着こなしを追及していく結果、自然にトラディショナルが多くなる、ということであって、ご来店していただいているうちに、それがお判りいただけ、トラディショナル・エアーが好きになる、というのが本当だと考えているからです。ですから基本的には“お客様の好きなもの、気になるものをまず置くこと、消費者の立場に立つこと”に心がけています。そして、その商品を自分たちが好きになることが大切だと思うのです。

トラディショナルこそ、ヤングだけのものではありませんよ。それに共感してくださるお客様も多くなってきていますね。

  • ※1.現在はそのすべてを一店舗に集約。
  • ※2.“BROS”(銀蝶)ブラザーズと読みます。今は閉店しております。
  • ※3.2004年11月、都市開発による、移転のため現在は“GINCHO”と同一店舗にて営業中。

※ここからは記事内容外です。
当社創業者 樫村安雄と石津氏の出会ったきっかけは石津氏、突然のご来店だそうです。
この写真は昭和20年代後半から昭和30年代前半のものです。

高度経済成長も上り調子になり、物も増え始めた頃、あの『ボタンダウン』や『尾錠のパンツ』、
『3つB段返り』も売り出しましたが、当時は『不良品』を売ると言われたそうです。
段返りは失敗作、ボタンダウンは失敗をボタンでごまかしている。など当時はなかなか理解されませんでした。

メンズショップGINCHO(銀蝶)

余談ですが、屋号に『百足屋』とあるように、当社は靴屋が前進です。創業者は靴職人でもあり、靴に合うアクセサリーを売り始めたのが、『おしゃれの店 銀蝶』です。当時はトラッドの基本抜きに、センスのみで商品を揃えていました。

靴屋は『有限会社 百足屋 LORO(ロロ)靴店』として、今もあります。
当店の目の前にありますので、お近くにお寄りの際は是非、見てみてください。

アイビースタイルとは。

そもそも、店長がアイビーアイビーと連呼しておりますが、アイビースタイルというのは、
アメリカ東海岸の8大学がアメリカンフットボール、バスケットボール、ボート、ラクロスなど様々な部活動でリーグ戦をしており、そのリーグをアイビーリーグと呼んでいました。その、彼ら学生たちのファッションを取り入れたスタイルをアイビースタイル。アイビーファッションと呼びます。

「ALLWAYS三丁目の夕日」という映画をご覧になったことはありますか。 日本が戦争に負け、復興をしていく過程を人情味溢れるタッチで描いていく映画です。その中で、若者がポロシャツや、チノパンや、という今では当たり前のカジュアルスタイルを誰一人していない。していないんじゃない。できない。そんな概念がなかった。
その時、若者は学生服か、下着のようなスタイルしかなかったのです。
大人になると、スーツか、下着のようなもの。ということです。

じゃあ一体、この子らと同じ世代のアメリカの子たちは、一体なにを着ているのか。ということで
上記のアイビーリーグを訪ね、そのスタイルを取り入れ、日本に持って帰ったのがアイビースタイル。
当時としては、画期的で鳥肌もののカッコよさ。制服しかない若者がいきなり、バミューダにポロシャツとかですからね。 垢ぬけ具合が半端ない。ということになるんです。
この、当時の感激たるや、想像を超えると思います。このスタイルが土台となり、今いろいろ、服が作られているといっても、言い過ぎではないように思います。「こういうものを着てもいい」という概念。「こういうものを着た時の、鋭い胸の高鳴り」 今では、当たり前になってしまったスタイルです。
いちいち感動はできないかもしれません。しかし、これがあるから、今がある。そう、思います。

そして、その当時のアメリカ学生の写真があります。 カッコいいです。本当の意味で、何がカッコいいのか。と思うのです。僕は、それが、彼ら自身にとって、「自然で当たり前ということ」と思っている。
アイビースタイルは、そうあるべきだと、僕は思う。力を抜こう。ありのままで行こう。それでも、カッコよくなる、僕のアイビースタイル。
 

東部8大学

ハーバード大学、エール大学、プリンストン大学、ペンシルベニア大学、コロンビア大学、ダートマス大学、ブラウン大学、コーネル大学